【人生イージーモード】エンジニアこそ持つべき「成長マインドセット」とは

マインド

こんにちは。新人プログラマーの岩本です。

今回は凄腕のエンジニアの人は皆持っている「成長マインドセット」について解説します。

成長マインドセットを身につけると、努力することが苦でなくなり、エンジニアとしてどんどんレベルアップできるようになると思います。

ぜひ最後までご覧ください。

マインドセットとは何か

そもそもマインドセットとは、その人の考え方の癖や根底にある考えのことです。

同じことが起こっても反応が異なる人がいるのは、このマインドセットが違うからです。

人生においてマインドセットは非常に重要です。苦しい状況でもマインドセット次第で、不幸にも幸福にもなってしまうのです。

2種類のマインドセット

マインドセットには大きく分けて2つの種類があります。

  • 硬直マインドセット
  • 成長マインドセット

順次説明していきます。

自分がどちらに当てはまるのか、考えながら読んでみてください。

硬直マインドセット

人の才能や能力は生まれつき決まっていて、どうすることもできない

これが硬直マインドセットの考え方です。

このマインドセットを持つ人は、失敗を非常に怖がります。失敗は自分の才能がないことの証明であり、失敗は挑戦の終わりを意味します。

また自分の能力を他人に見せたがる傾向があり、他人より優れていることに優越感を感じます。

能力は変えられないと考えているため、努力することを嫌います。努力してうまくいかなければ、無能の烙印を押されると思っているからです。

  • 硬直マインドセットとは、能力や才能は生まれつきのものという考え方
  • 失敗や努力を避ける

成長マインドセット

才能や能力は自分の努力次第で鍛えられる

これが成長マインドセットの考え方です。

このマインドセットを持つ人は、失敗をしてもそこから学びを得られればOKと考えます。失敗したのではなく、うまくいかない方法を見つけただけと考えます。

また他人と比較するよりも、過去の自分と比較することを好みます。過去の自分からどれだけ成長できたかを重視するのです。

能力は伸ばせると信じているため、努力を続けることができます。むしろ努力することが普通となり、努力を苦と感じなくなります。

  • 成長マインドセットとは、才能や能力は鍛えられるという考え方
  • 失敗を恐れず、努力を続けることができる

なぜエンジニアに成長マインドセットが必要なのか?

僕はエンジニアほどこの成長マインドセットを身につけるべきだと思っています。

理由は主に以下の3つです。

  • エンジニアには才能が必要だと言われている
  • 勉強はトライ・アンド・エラーの繰り返し
  • 凄腕エンジニアの存在

順次説明します。

エンジニアには才能が必要だと言われている

巷ではエンジニアになるためには才能が必要だと言われています。

ネットでよくこんな光景を目にします。

初学者
初学者

このやり方がわからないので教えてください!

経験者
経験者

ググれば出てくるでしょ。

経験者
経験者

このレベルがわからないならやめた方がいいよ。

経験者
経験者

(専門用語を並べた難しい説明)

初学者
初学者

自分には才能がないのかな…
エンジニアになるの諦めよう

硬直マインドセットを持っていると、こうした体験でエンジニアの道を諦めてしまいます。また教える方も、成長過程を無視したアドバイスをしています。

エンジニアになるためには、幾つもの壁があります。

それを乗り越えるために成長マインドセットを持つ必要があります。

勉強はトライ・アンド・エラーの繰り返し

ITの世界はものすごい速さで変化していきます。そのためエンジニアは常に勉強し、知識をアップデートし続ける必要があります。

その過程はトライ・アンド・エラーの繰り返しです。

新しい技術を学ぶときは、エラーの発生は避けられません。

しかしマインドセット次第でエラーへの向き合い方が変わってしまいます。

硬直マインドセットを持つ人は、エラーは避けるべきものと考えています。エラーは自分の無能の証であり、発生するたびにやる気が削がれていきます。

しかし成長マインドセットの人は、エラーは自分を成長させるものと考えています。エラーの原因を調べ、それを解決する過程で新たな知識をどんどん吸収していきます。

どちらが伸びるエンジニアかは一目瞭然ですよね。

これは個人的な意見ですが、いいエンジニアほどたくさんのエラーを出しているのではないでしょうか。

バスケのマイケル・ジョーダンは一番得点を決めた選手であると同時に、一番シュートを外した選手でもあります。

芸術家のパブロ・ピカソも生涯に5万点以上の作品を制作しています。しかしその中で評価されているのはごくわずかです。

優れた結果を出す人ほど、たくさんの挑戦して失敗を重ねて次に活かそうとします。

エンジニアでもそれは同じなのではないでしょうか。

凄腕エンジニアの存在

職場には1人くらい「この人には追いつけないな」と思う人がいると思います。

その人の存在がマインドセット次第でいいものにも悪いものにもなります。

硬直マインドセットを持つ人は、あの人とは才能が違う、自分には無理だと考えます。

しかし成長マインドセットを持つ人は、今はまだ追いつけないけど、努力していつか追いついてやろうと考えます。

その人から技を吸収して自己を高めようとします。

このように職場の凄腕エンジニアの人の存在が、モチベーションに大きく関係していきます。

成長マインドセットを身につけるには

ここまで成長マインドセットについて解説してきましたが、それを身につけるにはどうすればいいのでしょうか?

具体的には以下の3つの方法があります。

  1. 脳の可塑性を学ぶ
  2. 結果よりも過程を重視する
  3. 「まだ」を口癖にする

順次解説していきます。

1. 脳の可塑性を学ぶ

可塑性とは、簡単に言うと変形すると言うことです。

脳は筋肉と同じで、使えば使うほど鍛えられます。

実際ロンドンのタクシー運転手は、一般の人と比べて脳の海馬と呼ばれる領域が大きいことがわかっています。海馬は記憶を司ると言われている領域です。

ロンドンはとても複雑な街並みで目的地までの経路は無数にあります。その中で最短のものを探すのはとても大変な作業です。

ロンドンのタクシー運転手は日常でそういったタスクをこなすうちに、脳が鍛えられたと考えられます。

このように脳は使えば使うほど鍛えられていきます。

こうした脳の可塑性を理解できれば、成長マインドセットの考え方も理解できるようになります。

結果よりも過程を重視する

結果よりも過程を褒められた子供の方が、その後成長マインドセットを身に付けやすいと言う実験結果があります。

結果を重視するとたった一回の失敗や成功に、一喜一憂することになります。

たった一回失敗しただけなのに、自分には才能がないと諦めてしまうのはもったいないことです。

もし失敗したら、そこから何を学べるのか?次に活かすにはどうすればいいのか?など失敗した過程に注目してみてください。

過程を重視すると自然と成長マインドセットの考えが身につくと思います。

「まだ」を口癖にする

「自分にはできない」と思ったら、「まだ自分にはできない」と言い直してみてください。

自分の能力が足りないのではなく、努力が足りないと言い聞かせてください。

たったこれだけの簡単なことですが、口癖はその人の人格にかなりの影響を与えます。
口癖が変われば考え方も変わります。
考え方が変わればマインドセットも変わります。

まとめ

今回は成長マインドセットについて解説しました。

成長マインドセットは仕事だけでなく、人生をより良く生きることにもつながります。

自分は硬直マインドセットだなと思った人は、ぜひこの記事を参考にしてマインドセットを切り替えてみてください。

ここまでのご閲覧ありがとうございました!

参考文献

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